疑問を持とう　８／１０（金)

社会の授業で満州事変から日露戦争までの大まかな流れを説明しているときに、日本は三国干渉があったのでロシアに良い感情がなかったこと、そしてイギリスとロシアも仲が悪かったから、日本とイギリスは利害が一致して同盟を結んだことを伝えました。

しばらくすると生徒が「先生は先程、イギリスとロシアの仲が悪かったとおっしゃいましたが、イギリスとロシアは三国協商を結んでいます。これは何故ですか？」という内容の質問をしてきました。

すばらしい質問ですね。実際に中学の歴史で問題として問われることはないですが、確かに日英同盟を結んでから三国協商を結ぶまで１０年も経っていないのに何故って感じですよね。

端的に言うとイギリスとロシアの利害が一致したということです。

疑問があれば質問したり自分で調べたりしてその疑問を解消してすっきりすることが大切で、それが勉強です。小さな疑問でもそのままにしておかないで、解決していきましょう！自分で調べると忘れにくくなりますよ(^^)v

実際の質問「ちょーちょー（手招きして）、これ（三国協商という文字を指差して）。さっきイギリスとロシアは仲悪いって言ったやん！どういうことなん！」