仮定法 3/27 (水)
新中1年生が3年生になるとき、新学習指導要領が実施されます。例えば、英語での文法事項であれば「現在完了進行形」と「仮定法」が追加されます。今日新高1生を指導しているときにちょうど「現在完了進行形」が出てきたので、そういえばこの範囲は中学の内容に入るということを思い出しました。現在完了形の継続用法と現在完了進行形の違いなどもきかれたりするのでしょうか?
仮定法は苦手にしている高校生も多いです。中学生はどの程度まで仮定法を学習するのかまだわかりませんが、仮定法過去だけでしょう。仮定法とは事実と違う場合や事実とかけ離れていることを表現するときに使う、いわば空想・妄想の世界です。仮定法の反対は直説法で、事実を伝えるときに使うというか普段勉強している文法は直説法です。
僕たちが生活しているなかで、事実だけを話している、考えているわけでなないですよね。むしろ、「もっと時間があればなぁ」、「あのときもっと勉強していればなぁ」、「将来プレミアリーグでプレーできればなぁ」とかもしもの話を考えたりすることって多いですよね。ですので、実生活でよく使われる仮定法を学習することはとても良いとは思います。
そして、仮定法は現実とは違うことだから時制をずらすなど形だけではなく、もっと本質的なことを学んでもらえればなあと思います。