解けるかな? 4/19(火)
今日は教室に来る前に教室の備品を色々と購入してきました。両手に荷物を抱えていたので、駐車場から教室にくるだけで大変でした\(-o-)/
教室に来ればすぐに何が変わったかわかるはずです、たぶん。
さて、高校生用の新しいテキストに目を通していると面白い問題がありました。
「2の100乗から2の99乗を引いたら2の何乗になるでしょうか?」
指数法則というものがありまして、例えば、23×24のようにかけ算の形になっていれば、指数(右肩に乗っている数字)を足して、27と計算できます。割り算であれば、指数を引き算するので、25÷23=22となります。
このような知識がある人は、瞬間的に「2の1乗」と考えてしまうかもしれませんが、残念ながら正解ではありません。
正解は「2の99乗」です。
2100-299=299になるなんて違和感を感じませんか?
では実際に計算してみましょう。中学3年生は因数分解を勉強しているので解けるはずです。
共通因数の299をくくり出すと、2100-299=299(2-1)=299
もっと式を簡単にして考えてみましょう。25-24=32-16=16となります。そして16は24ですね。
つまり指数の差が1の2つの数があれば、大きい数-小さい数=小さい数になります。(あくまで2の何乗のときはです)
大きい数は小さい数の「2倍」なので、大きい数から半分(小さい数)引いても、半分が残ります。
面白いですね。
直感も大事ですが、本当に正しいことなのか疑うことも大事です。勉強に限った話ではないですよ!