技術不足 9/13(火)
今日は暑かったですね。明日からもしばらくは暑いようですが、夜はさすがに涼しくなってきました。
この時期は夜、窓を開けて虫の声を子守歌(おっさんですが)にして眠るのが楽しみです。
さて、とある新聞記事からケアレスミスは「気持ちの問題ではない」という面白そうなものがあったので、紹介します。
489×9=4501
上の計算は間違っているのですが、パッと見て10秒ぐらいで間違いを指摘できますか?
記事では、こういうミスに気づけるかどうかがポイントだと書いています。
そして、「ミスをなくそう」と心がけても気持ちがだけで減るミスは少ない。ミスを簡易的に発見する技術の習得が重要だと書いています。
つまり、ケアレスミスを気持ちの問題ではなく、技術の不足と受け止めることが成長につながるという主張です。
確かにそうかもしれません。ケアレスミスは技術不足!言われた方はぐうの音も出ないですね(^^;)
ちなみに、間違いを判断するポイントは2つあって、1つは9をかけているので、答えは必ず9の倍数にならないといけません。
4501は9の倍数ではありませんが、どのように判断するのか?証明は置いといて、各位の和が9の倍数であれば、その元の数も9の倍数になります。つまり、4501は4+5+0+1=10となり、10は9の倍数ではないので、4501も9の倍数ではないと判断できるということです。この倍数判定法は中学数学では基本的に学習しないので中学生は普通気づけないと思います。
2つ目のポイントは、500×9=4500なので、489×9が4500より大きい数になることはないと判断できるということです。
これは、言われていれば小学生でも理解できるのではないでしょうか。気づけるかどうかはわかりませんが。
そして上記の2点を確認するのに10秒あればできるとおっしゃっていますが、数学がかなり得意な中学生が意識して慣れていくことで初めて使えるレベルのものだと思います。
数学は得意ではないという人は普通に丁寧に計算してミスがないようにしていきましょう\(-o-)/