約数と最大公約数 7/18(火)
約数の見つけ方:約数とはある整数を割り切ることができる数です。例えば4の約数とあれば、4を割り切る数なので、1,2,4が約数になります。(4÷1=4,4÷2=2、4÷4=1、全部割り切れますね)
数が小さいときは1から順番に見つけていけばいいのですが、54の約数のように数が大きくなれば、1,2、3,・・・54とやっていくと見逃してしまう数字が出てくるかもしれません。
ですので、約数はペアで数えていきましょう。例えば、4で考えるとまず1で割り切ることができますが、そのときの商は4になります。この1と4がペアになります。2で割ると商も2になり、同じ数はもちろん2だけカウントします。
それでは54で考えてみましょう。まず、1-54、2-27,3-18,6-9、7と8は約数ではないので、ここでストップです。
つまり54の約数は1,2,3,6,9,18,27,54になります。
次に最大公約数の求め方についてです。
最大公約数の求め方はたくさんありますが、ここでは小学生でも解ける方法を紹介します。
24と60の最大公約数を求めなさいとあれば、24と60それぞれの最大公約数を書き出して共通する最大の数を答えてあげれば良いのですが、まずは小さい数字(今回であれば24)の約数を先に求めます。
24⇒1,2,3,4,6,8,12,24
そして、大きい数字から60の約数になっていないかを順番にチェックしていきます。24は×、12は〇、というわけで24と60の最大公約数は12とわかりました。