とある先生からの受験勉強のアドバイス　１１／６（月）

とある先生からの受験勉強のアドバイス　１１／６（月）

今日は塾長のミスにより、授業がない時間に先生を呼んでしまいました(+_+)

というわけで、先生には授業の代わりに受験生のメッセージを書いてもらいました。
１年生の先生なので、９カ月前に受験を終えたところです。比較的年齢が近い受験を経験した人のアドバイスはみなさんにとって参考になると思います。

受験勉強のアドバイス
受験勉強を進めていくにあたって大切なことは主に2つあります。

1つ目は徹底的な基礎固めをすることです。
最近の入試問題は思考力や問題を読み解く力が試される問題が多いため、入試が近付くにつれて応用問題ばかり解こうとする人が増えますが、それはNGです。
どんなに難しい問題でも基本的なことが分かっていなければ解けませんし、皆が解けるような簡単な問題を落としてしまっては意味がありません。

基礎固めをしっかりとしていれば、ケアレスミスも減りますし、差がつくような難しい問題も少しずつ出来るように
なっていきます。

例えば数学に関して言うと、まずは公式をしっかりと覚えることが大切です。
問題を解いていくうえで公式が頭に入っていなければ、手を付けることもできず、周りの受験生との差を広げてしまいます。公式を忘れないためにも、授業の最初に行っている計算プリントのように、少しの時間でも日々公式に触れるように心がけると良いと思います。

また英語に関して言うと、とにかく単語力を増強することが大切です。
授業をしていても、授業で習った文法事項はしっかり理解できているのに、単語の意味が分からないために訳すことが出来ないという生徒さんをよく見かけます。

長文読解をするときも和訳をするときも、仮に文法が分からなかったとしても、単語の意味さえ分かれば文脈や訳を推測することが出来ますし、和訳の問題に関しては単語の意味が分かっているだけで部分点をもらうことも出来ます。そのため、出来る限り毎日英単語帳に目を通し、記憶を定着させるようにすると良いと思います。

どの科目に関しても、暗記をしなければならないことはたくさんあると思います。
大事なことを忘れてしまわないように反復学習をすることが最も効果的だと思います。

2つ目は生活リズムを整える事です。高校受験は中学生の範囲全てから問題が出題されるので、本当にやることが多いです。
そのため、睡眠時間を削って夜遅くまで勉強をする人が増えてくると思いますが、これもNGです。

睡眠時間を削ると、日中の勉強に身が入らなくなりますし、頭がさえない状態で勉強に取り組むのは非効率です。
実際に受験の日に起きなければいけない時間とどれくらいの睡眠時間が自分の集中力を最大限発揮できるのか、早いうちに把握して、実際の受験の日と同じ生活を今のうちから始め、習慣化しておくことをオススメします。
そうすることで、リラックスした状態でいつも通りの力を入試で発揮できると思います。

以上2つの事が受験勉強を進めていく上で特に大切なことだと思います。
学校の授業が一通り終わるこれからの時期は、どの受験生も今まで以上に本気で勉強を進めていきますし、自分で勉強をしなければいけない時間も増えてくると思います。

周りの受験生に負けないように、今の自分に必要なことをしっかり見極めて、残された時間を有効活用するようにしましょう。
受験では最後まであきらめずに努力し続けた人が勝ちます！最後まで一緒に頑張っていきましょう。

以上です。
ちなみにこちらの先生は特に英語が得意で、共通テストの英語は９割取っています。
生徒の皆さんは問題の解き方だけでなく、勉強方法もどんどん先生に聞いてみると良いです。先生達の勉強方法が必ずしも自分に合うとは限りませんが、高校受験・大学受験で合格してきた人たちですから、きっと参考に出来るものがあると思いますよ。