鳥取県立入試社会地理 12/26(火)
社会は図表を絡めた問題がよく出題されています。地理は図表の意味が理解できれば、知識がなくても解ける問題もあります。
知識はもちろん必要ですが、それだけでは対応できないので、過去問を通して練習しておきましょう。
押さえておいてほしい問題は、時差の計算と縮図の計算、雨温図の読み取りです。
時差の問題は、2国間の時差を求める基本的な問題から、飛行機の飛行時間を求めるような少しややこしい問題も出るので確認しておきましょう。
縮図の計算問題は、地図上の長さから実際の距離を求める問題が出ます。計算式自体はシンプルで、例えば5万分の1の縮図があって地図上の距離が10cmであれば、50000×10で実際の距離が求められます。注意することは、答えをmやkmで書くことがほとんどなので、単位換算に気をつけてください。
雨温図は日本と世界両方の特徴を覚えておきましょう。日本であれば、日本海側の気候、太平洋側の気候、瀬戸内の気候などで、世界であればまず北半球、南半球の違いを雨温図を見てすぐに判断できるようにしておきましょう。それだけでも選択肢の答えを絞ることができます。
他に覚えてもらいたいのは、発電量の内訳に特徴がある国です。原子力の割合が高いのはフランス、水力はブラジル、カナダ、火力100%はサウジアラビアとこれぐらいは覚えておきましょう。
あとは、貿易関係ですね。石炭・鉄鉱石を日本へ輸出している割合が一番高い国はオーストラリアです。鉄鉱石のNO.2がブラジルであることも併せて覚えてください。原油とくればサウジアラビア、航空関係が対日本の輸出品目に含まれていればアメリカです。
もちろん他にも覚えるべきことはたくさんありますが、最低限上記に書いたことはチェックしておきましょう。また、勉強は別として日本に住んでいるので、47都道府県の位置と県庁所在地は常識として覚えておきましょう。