「み・は・じ」からの 2/20(火)
算数で速さや道のりを求めるときに「み・は・じ」を使います。学校でもそのように教えられているのではないでしょうか。
〇とTを組み合わせた鈴のような記号です。上の部屋に「道のり」左下の部屋に「速さ」右下の部屋に「時間」が来ます。
道のりを求めるときは左下(速さ)×右下(時間)と下同士をかけ算します。
つまりこの鈴のような記号の上の部屋の部分はかけ算の答えが来るようになっているんですね。ちなみにかけ算なので、下は左右が入れ替わっても大丈夫です。
ですので、かけ算で表せるものは全てこの記号にあてはめて考えることができます。
例えば、割合では「もとにする量×割合=比べる量」なので、上の部屋に入るのは「比べる量」となります。「く・も・わ」
密度では「体積×密度=質量」なので、上の部屋に入るのは「質量」となります。「し・た・み」
オームの法則では「電流×抵抗=電圧」なので、上の部屋に入るのは「電圧」となります。「V・A・Ω」
電力では「電圧×電流=電力」なので、上の部屋に入るのは「電力」となります。「W・V・A」
熱量Jでは「電力×秒=熱量J」なので、上の部屋に入るのは「熱量J」となります。「J・W・S」
変化の割合では「xの増加量×変化の割合=yの増加量」なので、上の部屋に入るのは「yの増加量」となります。「y・変化・x」
いくらでも出てきますね。
理科の公式がいくつか出てきますが、かけ算の仕組みを理解してあてはめてみればどれも同じように考えることができるので、自分で工夫して覚えてみてください。
あと、理科は単位が公式になっているものもあるので押さえておきましょう。
圧力の単位は[N/m²]ですが、これはN÷m²になります。
あと、最後に重さの単位は「N」で質量の単位は「g、kg」です。ここはきちんと区別しておきましょう。
あと、もうひとつ、中学生の理科は1N=100gです。これは問題文に書いていることがほとんどですが頭の片隅に置いといてください<m(__)m>