中2数学 4/2(火)
中2の数学は単項式と多項式から始まります。
次数や係数などの語句は中1数学でもちらっと出てきていますが、この機会にきちんと覚え直しておきましょう。
単項式の乗除や多項式の計算、式の値の求め方など複雑な式も出てきますが、計算問題なので練習すればすぐにできるようになります。
その後に式の説明という証明問題が出てきます。
証明問題は今まで学習してきた計算問題や関数、図形などと違って、数学なのに文章をたくさん書かないといけません\(◎o◎)/!
最初は戸惑うこともたくさんあると思いますが、テンプレというか書き方は決まっているので、それをまずは覚えてしまいましょう。
途中で計算(式変形)も出てきますが、難解な計算ではありません。
実際にどのような問題であるか例題を挙げてみます。
「連続する3つの奇数の和は3の倍数になることを、文字を使って説明しなさい。」
まず、連続する整数の表し方を覚えてしまいましょう。
連続する3つの整数⇒n、n+1、n+2
連続する3つの偶数⇒2n、2n+2、2n+4
連続する3つの奇数⇒2n+1、2n+3、2n+5
証明するときは、最初に「nを整数とすると」から始めます。この1文がないと×になるので、必ず書くようにしてください。
あとは、3の倍数になることを証明したければ、ゴールは3( )の形です。3( )になるように式を変形していきましょう。
今回であれば連続する3つの奇数の和(足し算)なので、
(2n+1)+(2n+3)+2n+5
=6n+9
=3(2n+3)
( )の中が整数なので、3(2n+3)は3の倍数になります。
結論は問題文の「~こと」の~の部分を書けばOKです。
よって、連続する3つの奇数の和は3の倍数になる。証明終了
証明の流れは決まっているので、流れを掴むために何度も練習してください!