数学の文章問題 5/23(金)
数学の文章問題について、文章問題には難易度があるので、もちろん難しい問題は誰もが解けるというわけではありません。
ただ、問題文を落ち着いて問題文の通りに式を作っていけば比較的簡単に解ける問題もあります。
例えば、等式変形の問題です。
「底面が縦acm,横bcmの長方形で、高さがhcmの四角柱の体積V㎤とすると、V=abhが成り立つ。
縦が10cm、横が8cmで、体積が1600㎤のときの高さを、hについて解いた式をつくってから求めよ。」
問題文が少し長いですが頑張りましょう。等式変形の計算ができる人でも、パッと見て難しいとあきらめてしまう人がいます。
しかし、問題文の通りに解いていけば決して難しくありません。今回使う手順は等式変形と代入だけです。
まず、V=abhをhについて解いた式をつくってから求めよとあります。
hについてとあれば、最終的な形はh=~としましょう。
計算過程は省きますが、h=V/abとなります。あとは、V=1600、a=10、b=8それぞれの値を代入していくだけです。
そうすると「h=1600/10×8⇒h=20cm」と四角柱の高さhの値を求められます。
このように問題文の誘導に上手く乗って文章問題に対応できるようにしていきましょう。