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県立入試 理科について④

理科について③

ここだけは押さえておこう!化学編

化学式・化学反応式・イオン式それぞれの違いをはっきりさせておきましょう。
問題で化学反応式を答えなさいと問われているのに、化学式をかいているような解答をよく見ます。

化学反応式で必ず押さえておくものは、炭酸水素ナトリウムの熱分解です。よく出題される理由は、熱分解すると気体(二酸化炭素)と液体(水)、個体(炭酸ナトリウム)と3つの状態に分かれるからです。
化学反応式は2NaHCO3→Na2CO3+H2O+CO2 になります。なぜこのような式になるか理屈がわからなければ、とりあえず丸暗記しておきましょう。
ちなみにH2OやCO2が化学式です。

イオンは電子に着目して考えてみればわかりやすいと思います。説明文だけを読んでいても頭に入ってこないので、教科書に載っている図を参考にして、自分で図を描いて考えてみましょう。

指示薬は何と何が反応するかをセットで押さえておきましょう。
例)リトマス紙は酸性()アルカリ性()、ヨウ素液はデンプン、
べネジクト液は糖(加熱が必要)、塩化コバルト紙は水に反応するなど。

あとは、再結晶・蒸留・ろ過など混同しないようにしっかり区別して覚えておきましょう。

質量パーセント濃度の計算や密度の計算、溶解度曲線のグラフの読み取りなども試験で出ますが、化学の範囲は覚えるべきことがたくさんあります。ただ、問題の出題パターンはわりと限られているので、きちんと準備していれば点数は取れるはずです。頑張りましょう。応援しています!(^^)!

 

 

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