不定詞 名詞的用法 9/27(月)
中学2年生の英語は不定詞が範囲になるので、おさらいしておきましょう。
不定詞の形は「to+動詞の原形」です。そして訳し方というか、用法が大きく3つあります。用法によって意味が変わることが、不定詞わからんと混乱を招いている一因です。
今回は名詞的用法を見ていきましょう。
まず名詞のはたらきを押さえておくと、名詞は主語になったり目的語になったり補語になったりします。とりあえず補語は置いといて、主語と目的語になる不定詞の名詞的用法について例題で説明します。
①主語 :主語は「~は、~が」に当たる部分ですね。名詞的用法の不定詞は「~すること」と訳します。
To play soccer is fun.
英語の語順は主語+動詞です。主語は1語とは限らないので、まずは動詞に着目しましょう。そして動詞の前が基本的に主語のかたまりとなります。
この場合は動詞がbe動詞の「is」なので、その前の「To play soccer」が主語のかたまりとなります。主語に不定詞が含まれているので、この不定詞は名詞的用法の不定詞と判断し、「サッカーをすることは」と訳します。
全体の訳は「サッカーをすることは楽しいです。」となります。
②目的語 :目的語は「~に、~を、(~が)」に当たる部分で、動詞のあとに置き、訳は同じく「~すること」です。
I want to study English.
上の例文は動詞のあとに、不定詞to+動詞の原形が来ていますが、このように動詞(want)のあとに不定詞が来ていれば名詞的用法である可能性が高いです。
全体の訳は「わたしは英語を勉強することを欲します。」直訳するとこんな感じですが、意訳して「わたしは勉強したいです。」と訳すのが普通です。
不定詞の各用法は文中の位置に着目して見分けましょう。不定詞が文頭または動詞のあとに来ていれば名詞的用法「~すること」になる可能性が高いことをポイントとして押さえておきましょう。