中学理科 化学 5/28(火)
今日は少し肌寒かったですね。明日からはまた最高気温が20℃を超えるようです。
さて、次の定期テストで2年生の理科は化学反応式がテスト範囲に入るようで、3年生もイオンがテスト範囲に入るかもしれません。
化学の単元は暗記が半分ですが、仕組みを理解した上で覚えるのが大事です。
実験に関する記述問題もよく出題されるので、自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
頭の中では分かっているつもりでも、テストでいざ書くとなればどのように記述すればよいかわからないなんてことがないように普段から実際に書いて練習しておきましょう。
3年生はイオンを勉強しますが、2年生の化学の内容を復習してから勉強することでより理解が深まるので、2年生の教科書を引っぱりだして復習しておくと良いです。
最後に原子と元素の違いについて軽く触れておきます。
原子は数、元素は種類と覚えておけばとりあえず中学生は大丈夫かなと思います。
具体的には例えば水はH2Oですが、これはHが2個とOが1個くっついているので原子は「3」になります。そして種類はHとOの2つなので元素は「2」となります。
もう少し3年生の内容も踏まえて説明しておくと、例えば通常の水素は電子1個と陽子1個でできていますが、電子1個と陽子1個中性子1個でできているものもあり、これを重水素といいます。
ですので原子で考えると通常の水素と重水素は別物ですが、元素で考えると同じ水素という種類なので1つと考えます。
こういうとややこしく感じる人は、単に原子は数、元素は種類と押さえておきましょう。