お問い合わせはこちらから0857-50-0283

受付時間:14:00~21:00(月曜~土曜) 

お問い合わせはこちらから

メール
メール

令和5年度 県立入試 数学 3/8(水)

令和5年度 県立入試 数学 3/8(水)

今日で県立入試もようやく終わりました。受験生の皆さんお疲れさまでした<m(__)m>よく頑張りましたね(^^)/

さて、さっそく令和5年度の入試問題を分析していきたいと思います。まずは数学からです。

[問題1]は例年通りの小問集合です。
特に変わった問題はないですが、選択問題とはいえ証明問題が2問あったので少し時間を取られたかもしれません。
問4の二次関数の変化の割合の問題は、変化の割合=a(x1+x2)を使えば、2秒で解けましたね。こういったところで時短できるかがポイントです。
問7は若干難しかったかもしれませんが、素因数分解を使うよくあるパターンの問題だったのでできたでしょう。
問9の作図問題も基本問題でしたが、図形の形から頂点Aを通るような線を引いていないでしょうね?大丈夫でしたか?この難易度で配点2点は美味しかったですね。
[問題1]は全部で20点ありました。ここを落とさずにしっかり取りきった人は最低でも平均点以上は取れていると思います。
数学のポイントは[問題1]なので、中学2年生の人達は覚えておいてください。

[問題2]はデータの分析でした。予想通り箱ひげ図の問題が出題されました。四分位範囲についても前日にしっかり確認しておいたので良かったです。
ヒストグラムは丁寧に読み込めば問題なかったと思います。最後の平均値を求める問題の計算が少し面倒でしたが、きれいな数字が出てきたので、解けた人は安心して正解を答えられたのではないでしょうか。

[問題3]の関数と連立方程式の複合問題は与えられた図を利用して考えれば比較的易しかったのかなと思います。横軸が時間、縦軸が道のりを表しているので、傾きが速さと気づければ、余分な計算も必要なかったと思います。

[問題4]は令和5年度で一番難しかったと思います。円錐の中に球がある問題は、平成30年度と同じ問題形式でした。
ポイントは2つあります。①空間図形は平面図形に置き換える。②円の半径と円の接線は垂直に交わること。そして、①②から相似な三角形であることを見抜ければ、問1、問2は正解できます。
問3に関しては、円錐の側面積:「母線×底面の半径×π」を使えば20秒で解ける問題でした。
問4はおそらく正答率10%を切る問題だったので、できなくても気にしなくて良いです。この問題のポイントはドーナツをピザいやピッツァに戻して考えることです。あとは、ピッツァの中心角を求めれば90°が出てくるので、そこに三平方の定理をかませば、線分MEが求められます。

[問題5]はみんな大好き?動点の問題でした。ここは多少時間をかけてもしっかり自分で図を描いて考えることが大事だと思います。
ぱっと見た感じ、過去問にはなかったような問題形式と思ったかもしれませんが、本質は同じです。問3の図形Ⅳが難しかったと思いますが、そんなときは思いだしてください。難しいときは、前の問題の答えを確認すること!数学の大問は小問同士が関連していることがよくあるので、前の問題の答えが次の問題を解くヒントになることがあります。問題作成者もそこを意識して作っています。

というわけで令和5年度の数学は[問題1]から[問題3]でしっかり点数を取れたかが勝負の分かれ目になったのではないでしょうか?[問題4]、[問題5]が難しかったので、全体的に難しいという印象が残ったかもしれませんが、意外と点数は取れているかもしれません。でも、難易度は昨年よりも上がっていると思うので、令和5年度の予想平均点は24点でお願いします<m(__)m>

ページ上部へ戻る