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令和6年度鳥取県立入試 英語 3/7(木)

令和6年度鳥取県立入試 英語 3/7(木)

英語は全体的に易しかったという印象です。
では、早速見ていきましょう!

問題1はリスニングで、配点は13点ありました。
塾長レベルになると、リスニングを聞かなくても問題文から答えを推測し正解することができます。
今年の結果は「7/13点」。5割以上はなかなかすごくないですか?
特に問4(1)は出来事の並べ替え問題でしたが、見事正解しました(^O^)/

問題2は文法問題です。
問1は会話文の穴埋め問題です。

No.1のポイントはWhat are you doing?と聞かれているので、進行形を使って答えることです。答えはlookingになりますが、look for~「~を探す」は熟語プリントに載っていたので、正解してもらいたかったです。また、look for~やlook forward to~は進行形と一緒に使われることが多いことも押さえておきたいです。

No.2( )don’ t  we~?ですが、ここは「Why」が入ります。Why don’t you~もWhy don’t we~も同じような意味になり、相手を誘うときに使います。

No.3はLetが答えになります。let +人+原形不定詞 で「人に~させる」という意味になります。少し難しかったかもしれないですね。

問2は( )に入る単語を選ぶ選択問題でした。

No.1はI don’t agree with you. 「賛成できない」と言っているので、I have a different ( )にはopinionが入ります。

No.2は接続詞の問題で、譲歩(~だけれども)を表す「Though」が入ることが前後の文脈から判断できます。thoughの意味を知っていれば正解できたのではないでしょうか。

問3は3年続けて、英文中の動詞を適切に変える問題でした。
I forgot  my pen .(use)yours?
( )の中の動詞の形を変えるだけでなく、不足している語を補う必要があるのが難しいところです。正解はCan I useになります。
今年は現在完了か進行形に変える問題が出ると予想していましたが、はずれでしたね。来年に期待です。

問題3は英作問題です。
問1は例年通り会話文中の( )に入る英文を答える問題でした。
①は直後に?があるので、疑問文が入ると分かります。そして、相手の返事が「Yes.」なので、Do you~?で始めるようにしましょう。

②も後ろに?があり、相手は「I often go out with my camera.」と主語+動詞の1文で返答しているので、疑問詞疑問文を作ると良いです。

問2は条件付英作文です。英文の内容は「アン先生はいくつか簡単な日本語は知っているけれど、役に立つ日本語を教えてくれませんか。と言っています。そして、その言葉の意味といつ使うのかも尋ねています。」これに対して20語程度の英語で答えるのが問題です。
塾長も作ってみました。

Shirankedo is a useful word. It means I don’t know. If you use it, you don’t have to take responsible when you aren’t sure.

「Shirankedoは役に立つ言葉です。意味は、知らんけどです。確信がないとき、もしあなたがそれを使えば、責任を負う必要はありません。」

問題4は端的に言うと情報処理問題です。共通テストにもよく出るパターンです。

問1はグラフの読みとりですが、グラフが3つもあります。問1から受験生の心を折りにきています。グラフ問題のポイントは比較ですね。比較級、最上級、原級に着目して考えるのが基本です。
(1)は消去法でクリアできます。英語の選択問題は消去法が有効なので、どんどん使って下さい。

(2)英文中の( )に入る数字を選ぶ問題です。グラフ2及びグラフ3とありますが、( )が2つあるので、グラフ2と3を照らし合わせて考えるような問題ではなく、それぞれ独立しているので、まだましだったかなと思います。

問2はスライドとメッセージの問題でした。
ここも消去法で解けたかと思います。問題文の量に対して問題が1問だけなので、タイパは悪いですが確実に正解したいところです。

問3はそこそこの量の英文が6つとポスターが出ていました。(2)のポスターの見出しを答える問題なんて共通テストと一緒ですね。
(1)はやはり消去法を使いましょう。確認作業が多くなりますが、選択肢の間違い探しと思って楽しく取り組みましょう。

(2)は4つの選択肢がどれも良さそうですが、ポスターの見出しなので、一番抽象的な「ア」の選択肢を選びたいとこです。

問題5の長文のポイントは最初に段落わけをして、段落を意識して解くことができたでしょうか。

問1は出来事の場面の並べ替え問題でした。これは段落を分けて考えれば、それほど難しくはなかったはずです。

問2は( )問題で、( )に入る単語を選択するのですが、直後の文の内容がマイナスのことばかり羅列しているので、( )にはマイナスの感情を表すworriedが来ると分かったと思います。

問3は下線部の具体的な内容として適する選択肢を選ぶ問題でした。下線部問題は基本的にその下線部を含む段落に正解の根拠があるので、この辺かなとあたりをつけて探してみましょう。

問4は問題文に「なぜですか」と理由が問われています。理由を探すときは、まずbacauseやso が本文中にないか確認しましょう。
becauseがあればその後、soがあればその前に理由が書いています。そして、今回は下線部のすぐうしろに「so」が見えましたね。ですので、さらにそのsoの前に着目すれば、正解できたはずです。

問5は30字以内で日本語で答える問題です。
問6は10語程度の英作問題です。

問5.6ぐらいになると時間も足りなかった人が多かったと思います。最後の2問はできなくてもOKです。問題5は問1から6まで配点は全て2点です。それなら記述問題に時間をかけるよりもより易しい選択問題を確実に取りにいきましょう。

総論ですが、問題形式は昨年と変わらずでサプライズがなかったので、解きやすかったのではないでしょうか。問題文全体の語数は多いですが、難解な単語や文法は出ていないので英文自体は易しめかなという印象です。
塾長の予想ですが、英語の平均点は30点です。

 

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