令和7年度県立 国語 3/19(水)
明日は祝日のため塾はお休みになります。
さて、今回は国語ですが、国語は軽く触れるだけにしておきます。
[問題一]は小問集合です。漢字や敬語などの知識問題をきちんと正解したいとこです。問三では漢詩の形式を問われました。漢字四字というヒントがありましたが、五言絶句と答えられた人は少ないと思います。今年は毎年出題されていた返り点の問題が出ませんでした。
[問題二]は小説文でした。
記述問題は下線部の前に正解の根拠があったので、みつけやすかったと思いますが、あとは自分で文字数に合うようにまとめるだけです。正解の根拠が複数に分かれているわけでもないので、難易度が高いわけではなかったと思います。
最後の問6は正解のアとウで迷った人がいるのではないでしょうか。
[問題三]は論説文です。
本文以外にも問題文の中にそこそこの文章があったりと少し時間がかかったかもしれません。
記述問題は1問50字とボリュームがあります。この記述の難易度は高かったです。次の段落の「似たような例」を参考にして、自分で答えを考えないといけないので、完答になると10%を切ると思います。
抜き出し問題は2カ所ありますが、同じ段落内でしかも傍線部の前後に根拠があることから比較的正解した人は多いと思います。
[問題四]は古文です。
問一は頻出の仮名遣いの問題でした。こういった問題をしっかり取ることが大事になります。主語が誰かを問われる問題もよく出ますね。
古文は配点が高いわけではありませんが、きちんと対策すれば正解しやすいので苦手意識を持たずに勉強してください。
[問題五]もまた会話文や資料の読みとりで時間を取られたと思います。時間があって落ち着いて取り組めば正解できる人の割合は高いかもしれませんが、問題一から順番に解いてきた人は時間が足りなくて焦って解いたかもしれないですね。
最後の作文も資料を読み取る必要がありました。
全体的には国語も時間がタイトな気がします。毎年のことですが、50分で解ききるには時間配分が大事になってくるので、過去問を解くときから時間を意識して解くようにしたいです。
難易度は例年よりも若干高く、平均点は28点と予想します。
5教科の平均点ですが、数学25点、英語29点、社会25点、理科23点、国語28点の合計130点となりました。