使いこなせ! 11/10(金)
公式を知っていても、それをいつ、どのように使うかわからない人って結構いるんではないでしょうか?
二次関数の変化の割合を簡単に求める式があり、その式の形は知っていたようですが、式の意味がわからないと言っていた生徒がいたので、使い方を説明しました。
そして説明を理解した後は、「うわっ!メッチャ簡単にできる!」と言ってどんどん解いていっていました。
ちなみに変化の割合の公式は、変化の割合=yの増加量/xの増加量ですが、これだとx、yそれぞれの増加量を求めないといけないですし、求める計算過程でミスも起きやすいのですが、こちらの式を知っていれば2秒で求まります。
y=ax2においてxの値がpからqまで増加したときの変化の割合を求めなさい。
変化の割合=a(p+q)これだけです。
具体的な数字で考えてみましょう。
y=3x2においてxの値が1から4まで増加したときの変化の割合を求めなさい。
上の式にあてはめてみると、a=3、p=1、q=4なので、変化の割合=3(1+4)=15と簡単に求められます。
楽勝です。
なぜ、a(p+q)で変化の割合が求まるかも簡単に証明できるので、気になる人は考えてみましょう。
気にならない人は、使い方を覚えて類題をみつけて練習して自分のものにしてください。
県立入試の大問1にも出題されることがあるので、できるようにしておきましょう。
公式を覚えて安心してはだめですよ。
どのような問題のときに、どのように使うかまで考えられるようにしましょう。
もちろん公式を使ったからといって、いつもいつでも うまくゆくなんて 保証はどこにもないけど いつでもいつも ホンキで取り組んでください。
難しい問題も解けるようになりたいな ならなくちゃ 絶対なってやる!という強い気持ちをもってくださいね。