分詞構文　４／１６（火）

今日は高校生ばかりを担当していた日でした。
英語の分詞構文について基本的な作り方を整理してプリントにしたものを生徒に渡したのですが、せっかくなのでここで共有しておきます。参考にしてみてください。

分詞構文の作り方

はじめに

分詞構文は副詞節であることを押さえておく。

・副詞のはたらきは名詞以外で主に動詞を修飾する。

・副詞はSVOCの文の要素にはならない。

句と節の違い

・2語以上の単語のかたまりを句または節という。

・違いはSV構造の有無。SVを含まないのが句（例、in the morningなど）

SVを含むものが節（例、if it is sunnyなど）

主節と従属節

・メインのSV構造があるのが主節、サブの節が従属節で副詞節は従属節。

分詞構文を作る手順

①接続詞を省略

②副詞節の主語が主節の主語と一致していれば省略

③動詞をing形に変形　（ただしbe動詞のbeingは省略されることが多い）

この３つの手順が基本になるのでしっかり押さえよう。

実際に作ってみよう！

If he hears the news, he will be upset.

①接続詞を省略　He hears the news, he will be upset.

②主節の主語と一致しているので主語を省略　Hears the news, he will be upset.

③動詞（hear）をing形に変形　Hearing the news, he will be upset. 完成！

As the book is written in easy English, the book is good for beginners.

①接続詞を省略　The book is written in easy English, the book is good for beginners.

②主節の主語と一致しているので主語を省略 Is written in easy English, the book is good for beginners.

③動詞（is）をing形に変形 Being written in easy English, the book is good for beginners.

④Beingは省略されることが多いので　Written in easy English, the book is good for beginners.　完成！

As she had eaten a lot in the morning, she skipped her lunch.

①接続詞を省略　She had eaten a lot in the morning, she skipped her lunch.

②主節の主語と一致しているので主語を省略 Had eaten a lot in the morning, she skipped her lunch.

③動詞をing形に変形（完了形have + 過去分詞→having ＋過去分詞にする）

Having eaten a lot in the morning, she skipped her lunch.　完成！

As my mother was sick, I cooked dinner for her.

①接続詞を省略　My mother was sick, I cooked dinner for her.

②主節の主語は「I」、副詞節の主語は「my mother」主語が一致していないので省略せずに置いておく。

③動詞（was）をing形に変形　My mother being sick, I cooked dinner for her.　完成！

ちなみに主語が省略されずに残っている文を独立分詞構文という。