反復
春期講習で毎日来ている生徒の授業をみていると、昨日学習したことを今日の授業で復習しているので、確実に理解が深まり力がついているのがわかります。
記憶が新しいうちに、畳みかけるように復習することで記憶に定着していきます。
また、記憶は時間より回数です。例えば、テキストをじっくり時間をかけて理解しようと読み込むよりも、わからなければ読み飛ばしてさくさく進めてください。
そして、それを何度も反復する、そうすると最初はわからなかったところも4回、5回と繰り返していくと自然に「あっ、こういうことか」と腑に落ちる瞬間が訪れます。
「わかる」と「できる」は違うので、解説を読んだり先生の説明を聞いてわかるようになっても、その段階で止まってしまえば、結局テストでは問題は解けません。わかっているうちに反復練習することによって、自分の智となり肉になっていくわけです。
毎日塾に来て学習すれば確実に学力は上がりますが、なかなかそういうわけにもいかないので、家庭でしっかり復習してもらいたいと思います。
よく何を復習すればいいのかわからないという生徒がいますが、授業で解いた問題をそのままもう一度繰り返せばいいです。解答や解き方はノートを見ればきちんと書いているはずです。
これでもかというぐらい反復して、初めて本物の力になることを覚えておきましょう(^^)