台風か 8/8(火)
台風6号は本当に厄介です。こんなに日本付近に長い間停滞している台風は記憶にありません。鳥取に直撃することはないようですが、強風など多少は影響があるかもしれないので気をつけましょう。
台風といえば、天気ですが、今年の受験生は理科の天気の単元を苦手としている生徒が多いことを実感している今日この頃です。
まあ、今年に限ったことではないかもしれませんが、天気が得意という生徒の方が少ないかもしれませんね。ということはこの単元ができるようになれば周りに差をつけられるので頑張ってもらいたいです。
天気の単元で特に重要なのは雲のでき方です。そして、高気圧と低気圧の特徴も大事です。模式図で特徴を理解して覚えておきましょう。
低気圧は上昇気流です。下降気流のイメージを持っている生徒もいますが、低気圧は上昇気流です。
そして、中心に向かって反時計回りに風が吹き込みます。
さて、台風も当然低気圧です。よく台風は東側(右側)の風が強いと言われますが、その原因がこの反時計回りにあります。
反時計回りに風が吹き込んでくるんで、東側は南寄りの風向きになります。そして、台風は基本的には北上します。これは台風が自ら移動しているわけではなく、南からの風によって北上しているわけです。つまり、この南からの風と反時計回りに吹き込む南寄りの風が合体して強烈な風になっているわけですね。
逆に台風の西側は北寄りの風が中心に向かって吹き込むので、南からの風と相殺されて少し風が弱くなります。
こんな感じで台風の季節に台風の仕組みについて考えてみるのも理科の勉強になって面白いと思います。
何にでも関心を持って学習すれば、台風のような勢いで成績が上がっていくかも!