問題の答え方 7/24(月)
数学の関数の問題で、「yをxの式で表せ」とあれば、例えば、y=3xのように「y=」の形で答えるのですが、もしそのことを知らなければ答えようがないですよね。
もちろん学校でも塾の授業でも、最初に説明はされていると思いますが、忘れている生徒もいます。
答え方、つまり答の形が見えていないので、どのように進めていけば良いかがわからなくなります。
まずはゴールがどこにあるかを知ることが大事です。
ゴールがわかれば、必要なもの、足りないものを考えればいいわけです。
実際の問題を見ていきましょう。
yはxに比例し、x=4のときy=-16である。次の問いに答えなさい。
(1)yをxの式で表せ。
答え方は、最終的にy=3x・・・①のような形にもっていく。
「yはxに比例し」とあるので比例の公式y=axを用いる。公式と①の式を比べるとaが数字になればいいことがわかるので、aを求めに行く。
次にxとyの値が与えられているので、公式に代入しaを求める→ー16=4a→a=-4
aが求められたので、公式に代入すると→y=-4x y=数字xの形になったので、これでOK、答えはy=-4x
(2)x=-2のときのyの値を求めよ。
まず、(1)で求めた式y=-4xを使うことを覚えておきましょう。(1)と(2)は続いています。別の問題ではありません。
yの値を求めよとあれば、y=数字の形で答えます。
x=-2のときとあるので、y=-4xの式に代入して、y=-4×(-2)→y=8
y=数字の形になったので、答えはy=8
(3)xの変域がー2≦x≦1のときのyの変域を求めよ。
yの変域の答え方は、数字≦y≦数字 の形です。本当はグラフを描けばわかりやすいのですが、まずxの変域がー2から1までなので、x=-2のときと、x=1のyの値を求めます。
x=-2のときは(2)で求めていますね、y=8です。
x=1のときは、(1)で求めたy=-4xの式に代入して、y=-4×1→y=-4です。
以上より、8とー4の大小関係を考えて、数字≦y≦数字 にあてはまると、-4≦y≦8 となりこれが答えです。
答えの形がわかっていれば、あとはわかっている値を代入しくだけで、関数の基本的な問題は解けます。
関数は理解できれば、本当に難しくないので一緒に頑張っていきましょう!!