問題を作ろう 11/14(月)
いきなりですが、自分で問題を作ってみよう!
問題を解くだけでなく、問題作成も効果的な勉強になります。
例えば、数学の二次方程式の計算問題を作るとき、どのように作るのか?適当に数字を式に当てはめるのではなく、先に解を決めます。
x=7,11⇒(x-7)(x-11)=0⇒x2-18x+77=0このような手順で問題を作ることができます。
また、最近作成した計算プリントから一部抜粋すると
「相似比が1:3の三角形ABCと三角形DEFがある。また、辺EFを2:3に分ける点をGとする。
三角形ABCの面積が10のとき、三角形DGFの面積を求めなさい。」
この問題の意図は①問題文を読んで図形を描くことができるか②三角形の底辺の比と相似比を区別して使い分けることができるか。を確認するために作成しています。
「直線上に点A、B、C、Dがあり、AC:CD=7:3、AB:BD=1:2とする。
このとき、AB:BC:CDの比を求めなさい。」
こちらの問題は比を使いこなせているかを確認する意図で作成しました。
このように問題作成者は関数の本質が理解できているか、相似な図形に気づくことができるか、三平方の定理を使えているかなどを考えながら作っています。
つまり、自分で問題を作ってみることで問題を解く側から問題を作る側になり、少しでも問題作成者の気持ちが分かるようになります。
問題作成者の気持ちが分かれば、問題に対するアプローチも変わってくるのではないでしょうか。
また、友達同士で問題を作って、お互いに出し合うなんていうのもよろしいのではないですか。色々な勉強方法に取り組んで頑張ってみてください。