上げたければ
みなさん、問題を解いて○付けをした後、間違えた問題だけでなく正解していても何故その答えになるかをしっかり考えているでしょうか?自分が出した答えが正しいことを人に説明できますか?また、その説明で相手を「なるほど」と納得させられるでしょうか?
言いたいことは根拠を持って問題を解いてくださいねということです。
なんとなくで解いて、正解することもありますが、それだとテストの点数は安定しませんし、理解が深まりません。
例えば、英語の穴埋め問題で、( )you study English every day?
これは( )の中に何が入るでしょうか?
答えはDoですが、Areと答えてしまう生徒も多いです。
youだけで判断してしまって、Are you~だったらしっくりくるからという理由で選んでしまうんですね。
Doを選んだ人も何故それを選んだのか、こんな風に考えることはできていますか?
一文の中に動詞は1つ、( )以外の英文を見ると、一般動詞のstudyがあるから動詞が来ることはない。?があるから疑問文。
一般動詞の疑問文は先頭に、DoかDoes,もしくはDidを持ってくる、主語はyouで3人称ではないからDoesは×、every dayがあるから現在形、つまり過去を表すDidも×、よってDoが正しい答えになる。と、文章にすると少し長くなりましたが、この程度の問題でもこれぐらいの根拠を持って答えられるようにしておきたいです。
ついでに、every dayは2単語なので、間をあけて書いてくださいね。everydayと1単語にすると「日常の」という別の意味になってしまうので注意です。
では次の問題はどうでしょうか?
My father cut the grass in the yard. この英文を否定文に書き換えなさい。
My father doesn’t cut the grass in the yard.
と書き換えた人、残念ですが不正解です。doesn’tではないですし、ましてやisn’tでもないですよ。
正解はMy father didn’t the grass in the yard.です。
My fatherだけをみて、主語が3人称単数で一般動詞があるからdoesn’tを選ぶ人は結構いてます。
でも、一般動詞のcutに着目してください。三単現のsがついていないですよね。つまり、このことからcutは過去形のcutであることが判断できるわけです。
普段から自分が出した解答をなぜこうなるか、きちんと考えることができている人は、間違えずに答えることができたはずです。
問題集の解答と自分の答えが合っているからOKで済まさないで、もう一歩踏み込んでいければ、さらに君の頭の中は活性化されて成績も伸びていくでしょう。
毎日の勉強の中で、根拠を持って答えるという習慣をつけていってください。