時差の計算 6/12(月)
来週は定期テストということで、今週はしっかりテストに向けて頑張っていきましょう!
中学1年生の社会は時差の計算がありますが、苦手という人も多いので軽く触れておきましょうか。
ポイント1:経度15°で1時間の時差が生じます。
地球は24時間で1周するので、360°÷24時間=15° つまり1時間で15°の時差となります。
ポイント2:時刻は西側寄りも東側の方がはやい。
太陽は東から昇るので、東の方が時刻がはやいと覚えておきましょう。
ポイント3:東経どうし、西経どうしは引き算して15°で割れば時差を求められる。
東経135°と東経45°の時差は、(135-45)÷15=6時間と求めます。
ポイント4:東経と西経は足し算して15°で割れば時差を求められる。
東経135°と西経150°の時差は、(135+150)÷15=19時間と求めます。
ポイント5:本初子午線(経度0°)と日本の標準時子午線(東経135°)の差は9時間であることを覚えておく。
毎回135÷15=9 と計算する必要がないように覚えておきましょう。
それではポイント1から5までを踏まえて練習問題をしましょう。
① 難易度1、東経135°、西経90°の2点間の時差を求めよ。
② 難易度1、東経150°、東経15°の2点間の時差を求めよ。
③ 難易度2、(東経135°)が1月1日の午前10時のとき、アメリカ(西経90°)は何月何日の何時か。
④ 難易度2、(東経135°)が1月1日の午前7時のとき、12月31日の午後11時である地点の経度を求めよ。
⑤ 難易度3、日本(東経135°)を2月1日午後9時に飛行機でハワイ(西経150°)に向かい、2月1日午前9時に到着した。飛行機に乗っていた時間を答えなさい。
解答
① 15時間
② 9時間
③ 12月31日午後7時
④ 東経15°
⑤ 7時間
おまけ
日付変更線を西から東にこえるときは時計を1日遅らせて、東から西にこえるときは1日進めることも押さえておきましょう。