社会公民について
公民は3年生で学習することもあって、地理・歴史よりできている生徒が多いです。
政治や経済など中学生がなかなか興味を持ちにくい分野だと思いますが、短期間で点数を上げることが可能な分野でもあるので、しっかり取り組んでいきましょう!
公民も資料や図を取り扱った問題や会話文を用いた問題が出題されます。
憲法や選挙あたりは狙われるので、しっかり学習しておきましょう。
具体的にみていくと、憲法はまず三つの基本原理は必ず押さえておきましょう。そして、憲法改正の手続きの流れですね。「総議員の2/3以上の賛成」や「有効投票の過半数の賛成」などの語句は正確に覚えておきましょう。
次に選挙ですが、アメリカ大統領選挙もあったので、大統領制と議院内閣制を比較してその特徴を覚えてください。昨年は比例代表制の議員数を決めるドント式の計算方法の問題が出ました。今年は出ないと思いますが、計算方法は理解してできるように。あとは、「小選挙区比例代表並立制」などの長い語句は要チェックです。
衆議院と参議院の違いも整理して区別できるようにしておいてください。特に衆議院は議員定数が「480人」→「475人」、選挙権が「18歳以上」に変更になったので、押さえておきましょう。
為替について円高と円安を混同している、理解不足の生徒が多いです。「100円から120円になったら円高やん」と考える生徒が何人もいます(+_+)
円高とは円の価値が高くなること、外国通貨を基準にして判断してください。
それでもよくわからなければ、「逆」に考えましょう。つまり、100円から120円のように数字が大きくなれば円安、100円から90円のように数字が小さくなれば円高と覚えておけば、円高か円安かは答えられるようになります。
円高(円安)になればどのような影響があるかも問題で出されるので、説明できるようにしておきましょう。