移項と方程式 10/6(金)
明日からの3連休、鳥大では風紋祭が開催されます。お天気が少し心配ですが、行かれる方は楽しんできてください!
今日はまさかの二度寝をかましてしまい、普段よりも30分遅く起きてしまいましたが、家を出る時間はいつもと一緒でした。
ということで、30分までは寝坊しても大丈夫という新しい発見があった1日でした(^^)/
さて、今回のテーマは「移項」です。
中1生は数学で方程式を勉強していると思います。移項は、左辺から右辺または右辺から左辺に項を移すと符号が逆になるというものです。
まず、言葉の確認からしていきましょう。例えば、x+30=100 という式があります。「=」の左側が左辺、右側が右辺です。
次に「項」ですが、これは学習済みです。例えば、2x+3y-23+5z のような式があるとき、符号「+、-」の前に縦線|を入れて分けてみましょう。2x|+3y|-23|+5z このように2x、+3y、-23,+5zと4つに分けることができましたが、それぞれのことを項といいます。
つまり、移項とは項を=の向こう側に移すということです。
そして、この移項を行うときに符号が逆転します。x+30=100⇒x=100-30
ではなぜ符号が逆になるのか?ここでのポイントは=です!「=」の意味をしっかり押さえておきましょう。
=は左辺と右辺の数(量)が全く同じであるということです。当たり前のようですが、これが大事なんです。
100=100 左辺から30を引けば、右辺からも同じ30を引かなければいけません。100-30=100-30
x+30=100・・・① この式から同じように左辺と右辺から30を引いてみましょう。
x+30-30=100-30
x=100-30・・・②
①と②に着目すると、左辺の+30が右辺にきて-30と符号が逆になっていますね。これが移項の正体です。
最後に方程式とはどういうことか、それはxの中身はな~にということです。
②の式の続きですが、右辺を計算するとx=70となります。
①の式に戻ると、x+30=100 この式の意味は30を足して100になる数は何かを問われているわけです。
では、最後にx=70を言葉にしましょう。=は「は」と訳してください。「xは70」