英語の教科書 4/7(火)
今日は生徒たちがいつもよりお疲れで、最初は久しぶりの学校で疲れたと思っていたら、みんな昨日の夜遅くまで課題に取り組んでいたようです(^^;)
時間は十分にあったはずなんですけどね・・・
さて、朝刊に「難しくなる中学英語」と記事が載っていました。来春からの中学で使われる教科書の中身が公表されたようです。
小学校の英語は文法よりも会話表現が重視された内容になっており、それを引き継ぐ感じで、即興での言語活動を数多く求めるものとなっています。
使える英語を習得することが目標になっていると思います。ですので、発表活動も充実にするということになっています。
もちろん文法や単語も現行より増えていきます。単語は1200語から2200語と約2倍となり、文法はこれまで高校で習ってきた仮定法や現在完了進行形などを中学で学習することになります。
3年最後の英文で500語を超える英文を載せる教科書もあるようです。語数だけならセンター試験まではいかなくとも、かなりのボリュームです。
この教科書を使って授業を進めていかないといけない中学校の先生が実は一番大変かもしれないです。ただでさえ、単語や文法が増えるのに、それにプラスして発表活動の場を設けて指導していかないといけないわけですから・・・
ある教科書会社の担当者が「作ってはみたものの、どれだけの生徒がついてこられるか」と話していたのが本音でしょうね。