計画を立てること

数年前に生徒さん達に計画を立てること、復習の大切さについて書いた文章が出てきたので、載せておきます。

～「計画を立てること」～

計画を立てること。これは絶対に必要なことで、計画がなければ行き当たりばったりになり、ただ目の前にある参考書や問題集を解いていくだけでは効率的な学習にはなりません。

では、なぜ計画を立てることが必要なのか？みなさんはインプット学習・アウトプット学習を知っているでしょうか？

簡単に説明すると、インプット学習とは漢字や単語、数学の公式などを覚え、自分の中に知識として吸収することです。そしてアウトプット学習とは、その得た知識を使って問題を実際に解いていくことです。

テスト勉強でみなさんにありがちなことは、インプット学習はしっかりするけど、アウトプット学習が出来ていないということです。教科書やノートの内容を覚えること（インプット学習）がテスト勉強だと思っていませんか？大事なことは、覚えた知識を使って問題を解く練習（アウトプット学習）を繰り返すことです。

例えば、ピアノの弾き方を知っていても練習しないと上手には弾けないですよね。テニスやバレーで、サーブの打ち方を教えてもらっただけでは打てるようにはなりません。

つまり、ピアノの弾き方やサーブの打ち方を覚える事（インプット）がゴールではなく、ここからがスタートです。練習すること（アウトプット）によって本当の意味での自分の力になっていきます。

ですからテストの1週間前には、テスト範囲を一通り終わらせ（インプット学習中心）テストまでは自分の中の知識を使って問題を解く（アウトプット学習中心）ようにしていきましょう！

話は元に戻りますが、テスト1週間前までにテスト範囲を終わらせようとすれば、必然的に何を、いつまでに、どれだけやればいいのかが出てくるはずです。
計画を立てるとは、そういうことです。早い段階で計画を立て、目標をもってテストに臨みましょう。