計算を侮るなかれ 12/7(木)
今日は新着情報にこれを書こう!とお昼の時点で考えていたことを忘れてしまいました。
ですので、受験生に向けて基本的な計算を正確にできることがいかに大事かについて書いていきます。
例えば、方程式を基本的な計算としましょう。方程式を10問解いたら、10問中平均して何問正解できますか?できれば10問正解したいところですが、ケアレスミスもたまにはあるでしょう。ですので、9問正解できるようにしましょう。
さて、正答率が8問と9問では大きな違いがあります。
仮に入試が基本的な計算問題だけであれば正答率が80%のAさんと90%のBさんはどちらでも合格できるでしょう。しかし、もちろん入試では基本問題だけではなく応用問題も出ます。
そして、応用問題は基本問題の組み合わせになるのですが、ここで1つの応用問題の中で基本的な計算を3回する必要があるとしましょう。
そうするとAさんは正答率が90%なので、3回の計算すべて正解する確率は0.9×0.9×0.9=0.729 約73%の正答率になります。
一方正答率が80%のBさんが3回の計算すべて正解する確率は0.8×0.8×0.8=0.512 約51%です。
もし70%の正答率なら約34%となります。
文章問題や図形、関数の問題で正しい式を立てられても、計算の正確性が低い人は正しい答えを求める可能性が低くなってしまいます。
ですので、受験生だけではないですが、一つ一つの計算をもっと大事にすることを意識してもらいたいです。
人間なのでミスはしてしまいますが、ケアレスミスだからと気にせずにほっておくとどこかで痛い目を見るかもしれませんし、それが入試なら・・・
計算頑張りましょうね!(^^)!