途中式 9/10(月)
途中式をしっかり書きなさい。
今日だけで3人に同じセリフを言いました。
計算間違いが多い生徒に一番共通していることが途中式を書かないことです。
練習の段階では解答が合っていることよりもその過程がきちんと理解できているかが大事になりますが、ノートに式も書かずに答えだけを書いて終わっている人がたまにいます。
途中式を書くとどんな良いことがあるか!例えば、見直しがしやすいことです。間違えたときにどこで間違えたかを確認することで、自分がどのようなミスをしているかに気づくことができますし、次から注意することができます。そして、間違えたところから計算し直せば良いので、やり直しの時間も短縮できます。
また、人は同時に二つ以上のことをするのは不得意です。有理化しながら通分もして、符号のことも考えながら分配法則してと一度にしようとすると、そりゃどこかでかけ忘れや足し間違いなど出てきますって!
途中式を省く理由の1番は面倒くさいで、2番は暗算の方が速いということです。
1番は論外として、2番の暗算の方が速い、これは必ずしもそうではないです。僕も経験がありますが、やはり暗算だと不安なので答えを出した後にもう一度確認したりします。それも暗算で。そして、答えが合わなくて結局筆算してしまうということが多々あります。
また、計算が複雑になるとこれはもう頭の中でやるより筆算の方があきらかに速いことの方が多いです。
そしてなにより高校数学になると試験でも途中式を書かされることが多くなります。ですので、今から途中式をしっかり書くという癖をつけておきましょう。