連立方程式 個数と代金 6/16(木)
今日は連立方程式の利用、個数と代金について勉強していきましょう。
個数と代金は式の立て方が2パターンあります。どこに着目して判断するのか、それは求めたいものが1⃣個数なのか2⃣代金(1つ1つの)なのかです。
1⃣の場合は個数の合計に関する式と代金の合計に関する式について立式します。
問題
1個180円のシュークリームと1個250円のショートケーキを合わせて7個買ったら、代金の合計は1400円だった。シュークリームとショートケーキをそれぞれ何個買ったか求めなさい。
問題文から求めたいものは個数であることがわかるので、1⃣のパターンと判断して式を作りましょう。
求めたいものをx、yと置きます。
シュークリームをx個、ショートケーキをy個とする。
まずは個数の合計に関する式
シュークリームがx個、ショートケーキがy個で、それらを足すと合計7個になるので、
x+y=7・・・①
続いて代金の合計に関する式
シュークリーム1個が180円でそれがx個あるので、シュークリームの金額は180x円、ショートケーキは1個250円なので同様に考えると、250y円、そしてそれらを足すと1400円なので
180x+250y=1400・・・②
あとは①と②を連立して解を求めるだけです。
2⃣の場合は代金に関する式を2つ作ります。ポイントは「、」です。
問題
ペン2本とノート3冊の代金の合計は560円、ペン1本とノート2冊の代金は合計は340円である。
ペン1本、ノート1冊の値段を求めなさい。
問題文から1つ1つの代金(値段)であることがわかるので、2⃣のパターンと判断して式を作りましょう。
求めたいものをx、yと置きます。
ぺん1本をx円、ノート1冊をy円とする。
ポイントは問題文中の「、」です。「、」の前の部分、後ろの部分に分けてそれぞれ代金に関する式を作っていきます。
まず前の部分から、ペン1本がx円でそれが2本なので、2x円。ノートは1冊y円でそれが3冊なので、3y円。それらを足すと合計が560円なので、式は
2x+3y=560・・・①
後ろの部分も同様に考えると
x+2y=340・・・②
あとは①、②を連立させて解を求めてください。
求めたいものが何かによって、式の作り方が変わってくるので、問題文をしっかり読んで何を求めるかを考えて式を立ててください。