高校基礎文法 不定詞 副詞的用法 6/4(土)
東部総体に参加したみなさんお疲れさまでした。県総体に進んだみなさんおめでとうございます!次も頑張って下さい!
今日は高校基礎英語文法について少し解説していきます。
今日のテーマは不定詞の副詞的用法です。
不定詞は苦手な人が多いです(^^;)
不定詞(to+動詞の原形)は名詞的用法や形容詞的用法そして副詞的用法があります。
中学英語では副詞的用法は「~するために」と訳すのが一般的です。また、人の感情を表す形容詞(happyやsadなど)+to doで「~して・・・」と訳します。
ここまでが中学レベルです。高校ではさらに結果を表す場合「~して、その結果・・・」や直前の形容詞の意味を限定したりするもの「~するのには」、そして判断の根拠を表す「~するなんて」などがあります。
それでは1つずつ確認しましょう。
①「~するために」と訳す文。
He studies English hard to go abroad. 「彼は外国に行くために一生懸命英語を勉強しています。」
②「~して」と訳す文。
I’m very glad to see you again. 「あなたに再び会えてとても嬉しいです。」
③「~して、その結果・・・」と訳す文。
She grew up to become a great scientist. 「彼女は成長して(その結果)偉大な科学者になりました。」
よく問題で出てくる「only to do」はこの用法ですが、熟語として「~したが結局・・・」と訳すことを覚えてしまうと良いです。
Tom studied hard, only to fail the exam. 「トムは一生懸命勉強しましたが、結局試験に落ちました。」こんな感じでマイナスな表現として使われます。
④「~するのには」と訳す文。
French is very difficult to speak. 「フランス語は話すのがとても難しい。」
これは直前の形容詞(difficult)の意味を限定しています。どういうことか?フランス語すべてが難しいのではなく、フランス語を話すことに限定して難しいと言っているのです。ひょっとしたらフランス語を読むことや書くことは難しいと思っていないかもしれませんね。
⑤「~するなんて」と訳す文。
You were stupid to believe it. 「それを信じるなんてあなたは愚かでした。」
stupidと判断する根拠がto believe it になっていますね。
こんな感じで整理して覚えていくことで理解も深まっていくので頑張って英文法をマスターしてください。