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2019年度数学 3/7 (木)

2019年度数学 3/7 (木)

鳥取県立高校一般入試お疲れ様でした<m(__)m>

とりあえず、英語・数学・理科・社会は問題を解いていました。どの教科も大きく変更された点はなかったです。難易度はここ数年と同じぐらいか少し易しいと思います。

さて、今日から各教科に対する見解を書いていきます。これから受験するみなさんは参考にしてください。
まずは数学です。

 

今年は空間図形が大問で出題されませんでした。最後の大問で出題されるパターンが多かったのですが、今回は関数が2題続けて出ていました。

それでは問題1からですが、基本問題が多く証明問題も易しかったと思います。問10の作図問題は与えられた数字OA=1、OP=√2から、三平方の1:1:√2を使うことに気づけば解けたと思います。

問題2は資料の整理が出題されていました。同じデータで階級の幅が変えられたヒストグラムを対比させて考えるという少し今までと違う傾向でしたが、問題の選択肢を丁寧に読み取っていけば答えられたと思います。

問題3は確率でしたが、これも簡単でした。問3の説明問題もそれぞれの確率を求めてしまえばできたと思いますが、それを自分の言葉で説明することに慣れていない人は難しく感じたかもしれません。

問題4は連立方程式の文章問題でした。誘導に乗って上手く式を立てられたでしょうか?また「必ずしも約分する必要はありません」という言葉から、分母を/100のままにしておいた方が計算が楽ですよという出題者からのやさしいメッセージを受け取れたでしょうか?

問題5は比例と反比例の複合問題とみせかけて、二次関数も出てくるという面白い?良い問題だったと思います。
問2のyの変域を求める問題では、xの変域と答えのyの変域の値が一緒になったので、合っているか不安になった人もいたと思います。グラフを完成させる問題では、放物線を描きましたか?直線を描いて台形のような形になっていませんか?
関数の問題はとにかくわかっている値をグラフに書き込んでいくことが基本です。グラフ上の座標はそのグラフの式に代入できることもしっかり覚えておきましょう。高校でも使いますよ。

問題6も関数ですが、三平方の定理を使ったり利用して証明する問題が出題されていました。小問が5題あり、最後の問題以外は易しかったです。最後の問題は正答率1~2%ぐらいと予想します。試験という限られた時間の中でミスなく最後まで解ききることはなかなか難しかったと思います。まず問題文の意味を理解する時点で大半の子が脱落していたのではないでしょうか。
なんとか半球の体積を求めるところまでたどり着いたけれど、最後に円錐の体積を引くことを忘れてて間違えた人もいますよね。はい、私です。

全体的に基本的な問題が多かったので、基本が身についている人はそこそこの点数を取ってくると思います。証明問題や説明問題が増えているので、一見難しく感じますが、内容は難しくありません。
しかし、自分の言葉で答えることはやはり練習して慣れていないと対応は難しいとも思うので、そのような問題にたくさん触れてできるようにしましょう。

今、求められているのは情報処理能力です。数学に限ったことではありません。短い時間でたくさんある情報の中から必要な情報を選択し活用できる力を身につけましょう!

 

 

 

 

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