8月のはじまり 8/1(火)
夏期講習は今までの復習を中心に行っていますが、そこで気づいたこと?いや再確認したことがあります。
それは円の公式は覚えているけれど、おうぎ形の公式は覚えられない生徒が結構いてるということです。
おうぎ形は円の一部であることを知っていれば(理解していれば)、それに関連付けて公式を導くことができるのですが・・・
数学は得意ではないけれど、一生懸命な生徒に共通していることは、円の公式とおうぎ形の公式をまったく別物と捉えて覚えようとしていることです。
円周=円の直径×円周率
円の面積=半径×半径×円周率
おうぎ形の弧=円の直径×円周率×中心角/360
おうぎ形の面積=半径×半径×円周率×中心角/360
円とおうぎ形の違いは×中心角/360を最後につけるだけです。これだけで、円の公式を覚えていればおうぎ形の公式もすぐに求められるのですが、まじめな生徒は最初から全部覚えようとしているんですね。
立体の体積と錐の体積とかもそうですね。
どちらも立体の体積の公式である底面積×高さは共通しているので、そこを覚えていれば効率よく身につけられます。
覚えるべきことはたくさんあるので、効率よくできるところは頭を使って楽しちゃいましょう!