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令和2年度県立入試 数学 3/6(金)

令和2年度県立入試 数学 3/6(金)

本日も受験生のみなさん本当にお疲れ様でした<m(__)m>

ゆっくり休んでくださいね。

さて、令和2年度の数学についてですが、一言でいうと「難しい」です。[問題1]は例年通りの難易度だったので、ここで取りこぼしをせず正答できたかが一つのポイントだったと思います。
難易度が高いときこそ基本的な問題が重要になります。ですので、今年は数学が苦手な生徒と普通の生徒の差がいつもより開かなかったと思います。

[問題1]の問7の円錐の表面積は「母線×底面の半径×π」を知っていれば1秒で解けました。問9は3点を通る円の中心の作図方法を知っていれば、考えることなくコンパスは動いたはずです。
問11では資料の整理の単元が大問ではなく今年は小問で出題されました。記述問題でしたが、そこまで難しくはなかったのではないでしょうか?

[問題2]は確率でした。サイコロ2つ使う問題は6マス×6マス表を描くこと基本です。問題文に沿って表を作ることができた人は正解できたと思います。問3の2次関数との複合問題は文字がたくさん出てきましたが、丁寧に代入していけば求めることができました。

[問題3]は連立方程式の文章問題です。みんなが嫌いな道のり・時間・速さの問題でした(^^;) 問2は何をxとyと置いているのか?そこに着目して考えると正答できたと思います。
問3の(2)は個人的には一番難しかったです。正答率は数%でしょう。

[問題4]は一次関数の問題でした。2直線のグラフの式を求めて、交点を連立して求めないといけないよくあるパターンの問題ですが、問題をみて解法手順をすぐに思いついて取り掛からないと時間を使ってしまいます。
問4は「土日祝日における電気使用量と平日昼間以外における電気使用量」の1kWhあたりの料金が15円で同じであることに気づくことができれば、そんなに難しくはなかったかもしれません。

[問題5]は図形問題でした。円と相似、三平方の定理を上手く組み合わせて解かないといけません。特に相似の三角形と円周角の定理の逆を利用する最後の問題は難問でした。問4の球の体積から円錐×2の体積を引く問題も慣れていないと難しかったと思います。2つとも正答率は10%を切ると思います。

全体を通してこの問題の量と難易度から50分という試験時間は短いので、時間が足りなかった受験生が多かったことでしょう。また数学が得意な生徒に限って、前半で時間を使ってしまい後半焦って思うように解けなかったという人もいたことでしょう。

昨年よりも平均点は確実に下がると思います。すばり予想平均点は22点です。

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