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令和2年度県立入試 社会 3/7(土)

令和2年度県立入試 社会 3/7(土)

令和2年度の社会ですが、全体的には易しかったかなと思います。ここ数年間で平均点は一番高くなるかもしれません。問題構成は大問が3つでそれぞれ地理・歴史・公民となっていました。

地理の問1(1)は正距方位図の問題でこの地図の特徴は中心からの距離と方角が正しいということです。東京(中心)から最も遠い地点を選ぶ問題だったので、単純に一番遠い「え」が正解となります。
(4)は降水量が多くなる原因を答える問題でしたが、季節によって降水量が変化していることから季節風を選べたと思います。

問2の(1)は少し迷ったかもしれませんが、ブラジルの西側は海に面していないことを考えると正解はウだとわかります。(2)はヨーロッパの農業の特色を問われた基本問題ですが、デンマークやオランダの位置を把握していなければ難しかったかもしれません。

問3の(1)はよく出題される雨温図の問題です。イとエで迷いますが、年平均気温を比べて、イが彦根と判断します。(2)は中部地方の特徴を答えさせる問題で、今まであまり見たことがないような問題でしたが、これも普通に答えられたのではないでしょうか。(4)はまず千葉県についての文章であることを理解して、そのうえで都道府県の略地図を選択しないといけなかったので、少し大変だっかもしれません。房総半島に気づければ、正解のエが選べたと思います。
(7)の地形図の問題は新聞では細かすぎてハズキルーペがないと見えません(T_T) ハズキルーペはないけれど虫眼鏡はあったので、それを使いなんとか「博物館」をあることに気づけました(^^)/

続いて歴史です。
問1は~世紀が何年から始まるかを問われました。まず1世紀は100年です。例えば、21世紀は何年から何年までか、意外と知らない人は多いかもしれません。覚え方としては「世紀×100」で、これでその世紀の一番最後の年が分かります。21×100=2100つまり、21世紀は2001年から2100年までということです。
(3)は奈良時代→政治は仏教の力を頼った、東大寺が建てられた、これはお決まりですね。(4)は人物名が雪舟で選択肢はアです。来年受験する人たちはイ・ウ・エそれぞれの人物名もしっかり答えられるようにしてください。
(6)の出来事の並べ替え問題は正答率が毎年低いので、できていなくても気にしなくてよいでしょう。

問2は明治以降の範囲で苦手としている人が多いところです。(1)は初代内閣総理大臣を答える問題でした。「最初の~」は問題にしやすいので、教科書で「最~」がつく語句を整理して覚えておくと良いです。ちなみに「いとうひろみ」は、「ひろふみ」ではないので漢字が書けなくてひらがなで書くときは注意しましょう。
(2)は不平等条約の例のあれです。陸奥宗光は領事裁判権、小村寿太郎は関税自主権セットで押さえておくようにヒーローズの生徒たちは耳にタコができるほど聞かされているので、答えられたでしょう。
(4)の農地改革の記述問題は定番中の定番です。(6)にまた出来事の並べ替えが出題されました。個人的にはこの問題が難しく思いました。

歴史は昨年元号が変わったので、最初の元号である「大化」を含む「大化の改新」が問題として出てくると予想していましたが、かすりもしなかったです・・・

最後は公民です。問1の(2)の国際分業は答えられたでしょうか?国際・・・競争?分業?協力?で迷ったかもしれません。(4)にⅠは「適切でないものを」ですよ。しっかり読みましたか?

問2の(3)は円高・円安の問題でこれもよくあるパターンの問題です。(4)はグラフ問題は難しかったかもしれません。4択ですけど、正答率は25%より低くなるかもしれませんね。

問3の最後の問題は6次産業化を知っていれば、簡単に答えることができますが、知らなくても与えられた図から意味を読み取り何か書けば〇をもらえたかもしれません。

基本的な問題が多く、そこまで細かいことも問われなかったので、予想平均点は32点、いや33点としておきます。

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