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令和3年度 鳥取県立高校入試 数学 3/10(水)

令和3年度 鳥取県立高校入試 数学 3/10(水)

改めて受験生のみなさん、お疲れさまでした<m(__)m>

さて、今日から1教科ごとに問題の分析やら解説やら感想やらを書いていきたいと思います。
まずは数学から!

[問題1]は問1から問6までは基本の計算問題で特に言うことはありません。
問7は投影図から2つの立体が円錐と球とわかれば、あとは体積が等しいことに着目して公式に当てはめれば、すんなり求められると思います。計算ミスには気を付けたいところです。

問8は二次関数ですが、今年は大問で二次関数が出ませんでした。よくある変域の問題だったので、0が含まれることに注意さえすればしっかりクリアできたことでしょう。

問9は確率ですが、こちらも今年は大問での出題はありませんでした。確率の問題は毎年「表」と「樹形図」を使う問題が交互に出ており、昨年は「表」を使う問題だったので、今年は「樹形図」を使うとにらんでいたのですが、法則がくずれてしまいましたね。

問10の円の接線の作図もイージーでした。

問題1は全体的に易しいの平均点も高いと思います。

 

[問題2]は例年通り、資料の整理が来ました。
いきなり表1で31個のデータ×2があったので、難しいと思ったかもしれませんが、問題を解いていくと以外と簡単なことに途中で気づいたのではないでしょうか?問3の問題文では「度数分布表からヒストグラムから」の部分に波線が引かれていたので、ここにしっかり着目すれば正しい選択肢を選べたと思います。

[問題3]は今までにはなかったすべて誘導形式の問題でした。見慣れない形式で戸惑ったかもしれませんが、上手く誘導に乗ることができれば、難易度自体はそこまで高くはなかったと思います。

[問題4]は連立方程式の文章題でした。球技大会の日程を考える問題で、試合の時間・試合と試合の間の入れ替えの時間、昼休憩などから式を立てていくのですが、ポイントは入れ替えの回数です。
例えば、試合数をa、入れ替え数をbとして、試合が5試合あるとすれば、a b a b a b a b a のようになるので、bの回数は「aー1」になります。しかし、昼休憩が入ると a b a b a 昼休憩 a b a となり、入れ替え数が1回分減るので、与えられた図から判断して式を作れたらすんなり進めることができたはずです。

[問題5]は円と平面図形の複合問題でした。問1は正三角形の面積を求める問題でしたが、塾生には一発で求められる式を伝えているので、時間をかけずに求められたはずです(たぶん)。
問2の証明問題は記述式ではなく空欄を埋める選択式だったので、正答率は高くなるでしょう。
問4は正答率1割未満の問題なので、できなくてもよいです。ここだけの話、最初、問3でAP=10とあったので、そのまま問4でもAP=10を使っていたら、微妙に正解と数字が合わず、解き方の手順も計算も合っているはずなのに、なぜ正解と一致しないのか謎でしたが、とりあえず別の方法で考えると確かに答えが出ました。
数学の大問は小問が連動していることが多いですが、どうやら問3と問4は別物で、AP=10を使うのがまずかったようです。
問題を読み返せば確かにそうかとなるのですが、僕と同じような間違いをしてしまった人もいてるでしょうね。

[問題6]は時間が残り少ない中で時間のかかる問題・時間をかければできる問題を最後に持ってくるあたり、受験者泣かせというか、ちょっと意地悪ですよね。問3(1)(2)は正答率1割未満の問題になると思いますが、(1)ができた人は(2)も解けたと思います。

全体的には易しい問題も多かったように思うので、平均点は低くても26点,高ければ29点ぐらいになると予想しますが、数学の平均点はずばり27点です!

 

 

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