47都道府県 ⑥東北地方 7/13(土)
都道府県シリーズの最終回は東北地方です。
自然環境は東北地方の中心にどんと構えている奥羽山脈を押さえておきましょう。そして、夏に太平洋側でふく北東の冷たい風の影響で稲が十分に育たないことがあります。これを「冷害」といい、冷たい風のことを「やませ」といいます。
また、三陸海岸の沖合で親潮と黒潮が出会う「潮目」があり、たくさんの魚が集まる豊かな漁場になっていることも覚えておくと良いです。
東北地方はお祭りも有名です。青森ねぶた祭や秋田竿燈まつり、仙台七夕まつりなど試験でも出題されるのでチェックしておきましょう。
略地図こちら
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東北地方の6県は比較的覚えやすいと思います。青森県と福島県で他の4県をサンドイッチしています。具になっている4県は日本海側と太平洋側が逆にならないように気をつけましょう。
あとは、宮城と宮崎を間違える子がいるので、そこも注意してください。
さて、それでは東北地方の各県の特産品をみていきましょう。
青森:「りんご」
青森のりんごは全国生産量の半分以上を占めています。西洋には「1日1個のりんごは医者を遠ざける」ということわざがあるように昔から健康に良い食べ物とされており、最近ではりんごの持つ機能性が報告され、医学的効能が明らかになってきました。
りんごの品種「つがる」、「ジョナゴールド」、「王林」、「ふじ」などがあります。どれかは耳にしたことがあるのではないでしょうか?
秋田:「きりたんぽ」
秋田の郷土料理です。きりたんぽはつぶした米を棒に巻き付けて焼いたものです。ちなみに切り分けたものをきりたんぽと呼び、切り分ける前は「たんぽ」と呼ぶようです。きりたんぽ鍋は美味しそうですね。
岩手:「わんこそば」
お椀のなかに入ったひと口で食べられる量の温かいそばを次々と食べるというスタイルが特徴です。ポイントは一緒に入っているつゆは飲み干さないことらしいです。出石の皿そばは冷たいそばが皿にのって出てきますが、温かい・冷たい以外に皿そばは一杯いくらに対して、わんこそばは定額制で食べ放題が多いようです。
山形:「さくらんぼ」
さくらんぼの収穫量は山形県が70%以上を占めています。高級なものになると、一粒3,000円とかするようです。
宮城:「牛タン」
牛の舌部が食用に供される場合に用いられる名称。「ギュウ」は漢音、「タン」は英語(tongue)からなり、漢語と外来語から構成される合成語です。
焼肉に行くと最初に「タン塩」を頼むのがmy ruleです。「塩は塩、タレはタレ」という言葉もあるように、最初にタン塩を頂いてから、カルビやハラミを焼くのがセオリーですよね。ところで、あなたはタン塩派ですか?塩タン派ですか?
福島:「喜多方ラーメン」
札幌ラーメン、博多ラーメンと並んで日本三大ラーメンのひとつとされています。あっさりしたスープとちぢれ麺が特徴です。ラーメン好きな人多いですよね?僕は大好きです。
市内のラーメン屋さんでは、「ごっつぉラーメン」がお気に入りです。あとは、湖山の「チャイナDRAGON」も美味しいのでお勧めです。
特産品は昔「桃鉄」しているときに覚えました。
今週で各都道府県は覚えられたはずです。地図を自分で描くと忘れません。都道府県の特色は自分でも調べてみると意外な発見があったり、おもしろいと思いますよ。